編集部おすすめ! 登るだけが山じゃない!「山小説5選」
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編集部おすすめ! 登るだけが山じゃない!「山小説5選」

(カドブン8月8日より転載)

本日、8月8日は「山の日」!
人はなぜ山に登るのか――という有名な問いがありますが、登るだけが山ではありません。
ともに登山することではぐくまれる人間関係。
山だからこそ成立する犯罪心理やトリック。
美しい景色の中でふと気づかされる人生の機微。
小説の舞台としての〝 山〟 もたいへん魅力的なのです。
編集部がおすすめする 山小説 を読んで、自宅にいながら山を満喫してみてはいかがでしょうか。


あなたはどんな 山小説 が読みたいですか? 
編集部おすすめの5作をご紹介!


夢枕獏『エヴェレスト 神々の山嶺』(角川文庫刊)

『エヴェレスト 神々の山嶺』 (1)

山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔。

1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握るマロリーのものと思しき古いコダックを、カトマンドゥで手に入れた写真家の深町誠だが、何者かにカメラを盗まれる。行方を追ううち、深町は孤高の登山家・羽生丈二に出会う。羽生が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀だった。山に賭ける男たちを描いた、山岳小説の金字塔。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用) 
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321505000088/


湊かなえ『山女日記』(幻冬舎文庫刊)

『山女日記』 (1)

新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

(あらすじ:幻冬舎HPより引用)


安曇潤平『山の霊異記 ケルンは語らず』(角川文庫刊)

『山の霊異記 ケルンは語らず』 (1)

山岳怪談の第一人者が臨場感たっぷりにつづる山の不思議譚。

山の空気を堪能する母娘の後をつけてくる黒い影、山登りの最中に知人からかかってきた電話に隠された秘密、暴風雨の夜テント泊の男性が遭遇した恐怖。山という場所の魅力と恐怖を畏怖の念とともに描きだす。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000328/


大倉崇裕『聖域』(創元推理文庫刊)

『聖域』 (1)


「山岳ミステリを書くのは、私の目標でもあり願いでもあった」と語る気鋭が放つ、全編山の匂いに満ちた渾身の力作。

安西おまえはなぜ死んだ? マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落したのか。事故か、自殺か、それとも――三年前のある事故以来、山に背を向けてきた草庭は、好敵手であり親友でもあった安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向き合うことを決意する。すべてが山へと繋がる、悲劇の鎖を断ち切るために――。未踏峰を夢見た男たちを描いて静かな感動を呼ぶ、著者の新境地にして新たな代表作登場!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


額賀澪『風は山から吹いている――Why climb mountains with me?』(二見書房刊)

『風は山から吹いている』 (1)

全国の書店員が絶賛! 青春小説の妙手、額賀澪がおくる山岳ミステリ!

空が近い。雲も近い。
当たり前に自分を満たしていた日常が、何もかも遠い。
――登山の最中に受けた、恩人からの無言電話。その後、知らされた恩人の滑落死。
高校時代にスポーツクライミング部で名を馳せた主人公・岳。訳あって大学では競技を続けないと心に決めていたが。変人と噂される登山部部長の梓川穂高につかまり、幾度か一緒に山を登ったある日、岳のスマホを高校時代のコーチ宝田謙介からの着信があったのだが――

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

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