新たな環境で頑張る人の背中を押してくれる! 編集部おすすめの「新生活小説5選」
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新たな環境で頑張る人の背中を押してくれる! 編集部おすすめの「新生活小説5選」

小説 野性時代

(カドブン4月8日より転載)

新生活を迎えて、目に見えない期待と不安に押しつぶされそうなとき、応援してくれる小説がきっとあります。
入学に進級、入社など、4月は新しい出会いの季節。胸をわくわくさせることが沢山起きる一方で、よく知る土地を離れたり、仲のいい人と会いづらくなったり、何かと心細く感じることも多いのではないでしょうか。
小説にも、新しいスタートを切った人が主役を務める名作がたくさんあります。大切な人と別れて、自分の失敗から逃げ出して、あるいは行く当てもなくぼんやりと……見たことのない場所に辿り着いた彼らは何を体験するのでしょう?
成長の真っ只中にいる子供から人生に迷った大人まで、必ず素敵なエンディングが訪れる作品を選びました。
明日はきっと、ちょっといい日。そう信じさせてくれる1冊をぜひ手に取ってみてください。

新しいことに挑戦するあなたの背中を押してくれる!「新生活小説5選」

乾ルカ『明日の僕に風が吹く』(KADOKAWA刊)

北海道の離島を舞台に心の再生を描く青春成長小説。

たったひとつの失敗で夢と居場所を失くし、ずっとうちひしがれていた。
強い風に海鳥舞う北海道の離島との出会いが、少年を救い新たな試練を与える。
中学二年生の頃、医師を目指していた川嶋有人は、重度のアレルギー発作を起こした転校生を助けようとするが失敗し、軽度の障がいを負わせてしまう。それ以来、夢も未来も失ったと引きこもっていた有人だったが、憧れの叔父・雅彦の勧めにより、彼が医師として勤める北海道の離島・照羽尻島の高校に入学することに。「海鳥の楽園」と呼ばれるその島の高校の全校生徒は、有人を含めてたったの5人。待っていたのは島男子の誠、可愛くて優しい涼先輩、ある事情により札幌を離れた桃花、鳥類学者を目指すハル先輩など個性ある級友たちだった。東京とは何もかもが違う離島での生活に戸惑いながらも、有人は少しずつ自信を取り戻し始める。しかし、突然の別れと残酷な真実が有人に降りかかり……。
熱い涙なしでは読めない、明日へ踏み出す勇気をくれる感動の物語!

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000374/

小野寺史宜『ひと』(祥伝社文庫)

2019年本屋大賞第2位のベストセラー。

店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。女手ひとつ、学食で働きながら東京の私大に進ませてくれた母。―その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、買おうとしていた最後のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

平岡陽明『僕が死ぬまでにしたいこと』(講談社文庫)

ロスジェネと呼ばれる世代に送る、人生を考えるヒューマンドラマ。

生まれたときからロス(損)している世代と言われているけれど、そろそろ本当の自分の人生を起動したい——。
40歳、フリーランスのライター、正規雇用経験なし、未婚。たった一人の肉親である母を亡くしてから、漠然とした喪失感を抱えていた。ある日、偶然再会した元同僚の「死ぬまでにやりたい10のこと」リストの作成を手伝ってから、少しずつ世界が変わり始める。
——「ロスジェネ世代」と言われた自分たちは、いったい何を「ロス」してしまったのだろうか。
すべての人生を肯定する、注目若手作家の話題作! 文庫化に際し『ロス男』より改題。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

安藤祐介『被取締役新入社員』(講談社文庫)

会社員とは何か考えさせられる、皮肉の利いたユーモア小説。

ダメ男・鈴木信男はたまたま試験を受けた一流広告会社になぜか採用される。彼に与えられた使命は、他の社員の軽蔑を一身に浴び、社内ストレスの“はけ口”となること。表向きは新入社員、実は役員待遇の「被取締役(とりしまられやく)」。信男は天性のダメ人間ぶりを発揮し、「ひとりいじめられっこ政策」は成功を収めたかに見えたのが……。森山未來主演でドラマ化! 1403作品の頂点に選ばれた、ドラマ原作大賞受賞作。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

中島京子『ムーンライト・イン』(KADOKAWA刊)

もっと好きに生きていい。芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した傑作小説。

だいじょうぶ。何かにつまずいた時、 あなたを待っている場所がある。
職を失い、自転車旅行の最中に雨に降られた青年・栗田拓海は、年季の入った一軒の建物を訪れる。穏やかな老人がかつてペンションを営んでいた「ムーンライト・イン」には、年代がバラバラの三人の女性が、それぞれ事情を抱えて過ごしていた。拓海は頼まれた屋根の修理中に足を怪我してしまい、治るまでそこにとどまることになるが――。
人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に巡り合った男女の、奇妙な共同生活が始まる。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322010000474/

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