驚天動地の戦国時代で、魂を燃やした男たち。「戦国小説5選」
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驚天動地の戦国時代で、魂を燃やした男たち。「戦国小説5選」

小説 野性時代

(カドブン12月27日より転載)

日本の歴史上、もっとも“群雄割拠”という言葉が似合う時代――それが“戦国時代”です。
全国各地で名のある戦国大名が誕生し、天下をかけて戦い、命を散らした時代。
わずか約140年の間に、数多くの名将やカリスマが現れ、歴史に名を刻みました。
乱世で無双したり、イケメン武将と恋愛をするゲームも人気を博すこの時代にはやはり、傑作小説もたくさん誕生しています。
戦国最強の“楯”と“矛”による手に汗握る合戦、籠城した荒木村重が直面した不可解な謎、名だたる驍将たちの前に立ちはだかった武僧。
誰もが知る大名や合戦を軸に据えたものから、知られざる技術や人物に光を当てたものまで、おすすめの「戦国小説」を5作ご紹介します。

群雄割拠の戦国時代で綴られる、胸が熱くなる傑作小説たち。「戦国小説5選」!

赤神諒『仁王の本願』(KADOKAWA刊)

朝倉、上杉、織田が恐れた、本願寺最強の武僧・杉浦玄任。

北陸加賀に「百姓ノ持チタル国」が建てられて八十年。誰の支配も受けず、民衆が自ら治める一向衆の政は、内外の戦に明け暮れるうちいつしか腐敗し、堕落していた。織田信長や上杉謙信、朝倉義景ら強大な外敵に囲まれ、窮地に陥った加賀に現れたのは、「仁王」と呼ばれる本願寺最強の坊官・杉浦玄任。加賀から越前、さらには日本全土に「民の国」を築くため、玄任は救いなき乱世で戦い続ける――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322101000283/


今村翔吾『塞王の楯』(集英社刊)

どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!

越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


米澤穂信『黒牢城』(KADOKAWA刊)

史上初、四大ミステリランキング完全制覇! 第12回山田風太郎賞受賞!!

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322101000890/


垣根涼介『光秀の定理』(角川文庫刊)

厳然たる「定理」が歴史と人生を解き明かす、全く新しい歴史小説が誕生!

永禄3(1560)年の京。牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。
敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。革命的歴史小説、待望の文庫化!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321411000058/


池波正太郎『真田太平記』(新潮文庫刊)

天下分け目の決戦を、父・弟と兄とが豊臣方と徳川方とに分かれて戦った信州・真田家の波瀾にとんだ歴史をたどる大河小説。全12巻。

天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の時代が待ちうけていた。(『真田太平記〔一〕天魔の夏』あらすじ)

(あらすじ:新潮社HPより引用)


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