時代を映す。時代が見える。編集部おすすめの「政治小説5選」
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時代を映す。時代が見える。編集部おすすめの「政治小説5選」

(カドブン10月8日より転載)

辣腕らつわんの官僚や食えない政治家、利権の絡んだ政策やそれにともなう派閥争い――。
現実の政治や問題意識を反映しながらも、あくまでフィクションとして綴られた魅力的な小説がたくさんあります。
女性総理が誕生したら? 謎のウイルスが蔓延したら? 代議士の孫が誘拐されたら?
痛快無比なエンタメ作品から、硬派で社会派なサスペンスまで。
時代の空気を切り取った「政治小説」のおすすめを5作、ご紹介いたします。

爽快なエンタメから緊迫のサスペンスまで!
編集部おすすめの「政治小説」5選!

池井戸潤『民王 シベリアの陰謀』(KADOKAWA刊)

『民王 シベリアの陰謀』


謎のウイルスをぶっ飛ばせ!!

「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。マドンナと教授には共通点が……!? 泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000661/
シリーズ前作『民王』はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000320/


原田マハ『総理の夫 First Gentleman 新版』(実業之日本社文庫刊)

『総理の夫』

痛快&感動の政界エンターテインメント!

20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。凛子の理想は実現するのか!?

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


楡周平『ミッション建国』(角川文庫刊)

『ミッション建国』

若き青年局長が日本を変える!新しい政治小説。

若き青年局長の甲斐孝輔は、日本の最大の問題は少子化だと考えていた。若い官僚や政治家と組んで勉強会を立ち上げた甲斐だったが、大御所から横やりが入り……。日本の将来を見据え未来に光を灯す政治小説。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321612000266/


本城雅人『傍流の記者』(新潮文庫刊)

『傍流の記者』

痛快無比な企業小説。

警視庁の植島、検察の図師、調査報道の名雲、社長秘書の北川――。東都新聞社会部に優秀な記者ばかりがそろった黄金世代の同期六人。トップに立てるのはその中のただ一人。貫くべきは己の正義か、組織の保身か。出世か、家族か、それとも同期の絆か――。中間管理職の苦悩、一発逆転の大スクープ、社会部VS.政治部の熾烈な争い……火傷するほど熱い新聞記者たちの闘いを見よ。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


真保裕一『おまえの罪を自白しろ』(文藝春秋)

『おまえの罪を自白しろ』

政治家一族の身内が誘拐されるという、現実的に起こりうる危機を、圧倒的な迫力で描き出すサスペンス大作!

総理がらみの疑惑の渦中にある代議士の孫が誘拐された! 犯人の要求は前代未聞――「罪の自白」。政界に激震が広がる中、代議士と家族の戦いが始まる!
「総理の友人に便宜を払うため、国交省や県に圧力をかけたのではないか」衆議院議員の宇田清治郎は、こんな疑惑を糾弾され、連日、メディアに追われていた。その最中、三歳になる孫娘が誘拐された。「記者会見を開いて、おまえの罪を自白しろ。今まで政治家として犯してきたすべての罪を、だ」
犯人が提示したタイムリミットは翌日の午後五時。動機は宇田清治郎への怨恨か。それとも、総理の罪を暴くことにあるのか。
警察は、思い当たる過去の罪を事前に打ち明けてくれ、と宇田を説得する。保身のための駆け引きに長けた「官邸サイド」と対峙するのは、宇田家・次男の晄司。
宇田一族、総理官邸、警察組織――。三者の思惑が入り乱れる中、刻々とタイムリミットが迫る。晄司たち家族の戦いが始まる!

(あらすじ:文藝春秋HPより引用)


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