編集部おすすめ! 「生きづらさを感じたときに読みたい小説5選」
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編集部おすすめ! 「生きづらさを感じたときに読みたい小説5選」

(カドブン8月30日より転載)

あなたが生きづらさを感じるのは、どんなときですか?
家族や友人との関係がうまくいかないとき、性別や役割を押しつけられたとき、
だれも味方がいないと感じてしまったとき。
あなたのつらい気持ちに寄り添ってくれるのは、一冊の本かもしれません。
すこしの勇気や、あたたかな希望をくれる5タイトルをご紹介いたします。

生きづらさを溶かしてくれる、編集部おすすめの5作品

彩瀬まる『川のほとりで羽化するぼくら』(KADOKAWA刊)

『川のほとりで羽化するぼくら』書影

息苦しい今を軽やかに越えゆく一歩を描いた、希望の物語

仕事を辞め、慣れない育児に奮闘する暁彦は、“ママじゃない”ことに限界を感じていた。そんなとき拠り所になったのが、ある育児ブログだった。育児テクニックをそこから次々取り入れる暁彦だが、妻はそれがつらいと言い……(「わたれない」)。私たちに降りかかる「らしさ」の呪いを断ち切り、先へと進む勇気をくれる珠玉の四篇。

詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000630


辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ文庫刊)

「かがみの孤城」

生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 なぜこの7人が、なぜこの場所に―― すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


千早茜『ひきなみ』(KADOKAWA刊)

「ひきなみ」

私たちずっと一緒だと思っていたのに。彼女は脱獄犯の男と、島から消えた。

小学校最後の年を過ごした島で、葉は真以に出会った。からかいから救ってくれたことを機に真以に心を寄せる葉だったが、ある日真以は島に逃げ込んだ脱獄犯の男と一緒に島から逃げ出し、姿を消してしまう。裏切られたと感じた葉は母に連れられ東京へ戻るが、大人になって会社で日々受けるハラスメントに身も心も限界を迎える中、ある陶芸工房のHPで再び真以を見つける。たまらず会いに行った葉は、真以があの事件で深く傷ついていることを知り――。女であることに縛られ傷つきながら、女になりゆく体を抱えた2人の少女。大人になった彼女たちが選んだ道とは。

(あらすじ:KADOKAWA HPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322007000503/


山本文緒『自転しながら公転する』(新潮社刊)

「自転しながら公転する」

ぐるぐる思い惑う都の人生の選択から目が離せない、共感度100%小説。

東京のアパレルで働いていた都は母親の看病のため茨城の実家に戻り、地元のアウトレットのショップで店員として働き始めるが、職場ではセクハラなど問題続出、実家では両親共に体調を崩してしまい……。恋愛、家族の世話、そのうえ仕事もがんばるなんて、そんなこと無理!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


朝比奈あすか『君たちは今が世界』(角川文庫刊)

「君たちは今が世界」

難関中学校の入試で出題多数! 六年生の教室で渦巻く、悪意と希望の物語。

今の自分は仮の姿だ。六年生の杏美は、おとなしい友人の間で息をひそめて学級崩壊したクラスをやりすごし、私立中学に進学する日を心待ちにしている。宿題を写したいときだけ都合よく話しかけてくる”女王”香奈枝のことも諦めているが、彼女と親友同士だった幼い記憶がよみがえり……。(「こんなものは、全部通り過ぎる」)
学校も家庭も、子どもは生きる世界を選べない。胸が苦しくなるような葛藤と、その先にある光とは。
文庫でしか読めない特別篇「仄かな一歩」を加えた決定版!

(あらすじ:KADOKAWA HPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000409/


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