想像ふくらむ「”〇〇な××人”小説5選」
(カドブン12月8日より転載)
「十二人の怒れる男」という傑作ドラマがあるのをご存知でしょうか。
ある裁判の陪審員12名のやりとりを中心に描く法廷劇の名作ですが、このタイトル、魅力的だと思いませんか。
「十二人」の「怒れる男」が何をするのかしらと、想像がふくらみますよね。
この”〇〇な××人”というスタイルの作品には、小説でもたくさんの名作があります。
六人の嘘つきが繰り広げる究極の心理戦。
五人だったはすなのにひとり増えている密室ホラー。
四人の同居人たちが繰り広げる日常